ミルククリームと生クリーム:それぞれの特徴と使い分け方

代用

「ミルククリーム仕立て」という言葉を、スーパーやコンビニのスイーツでよく見かけますよね。個人的に生クリームは苦手なので、ミルククリームを使ったスイーツには特に目が行きます。

ミルククリームと生クリーム、これらは似ているようでいて、実は原材料に大きな違いがあります。それぞれ独特の風味があって、食べ比べるのも楽しいんですよ。

この記事では、ミルククリームと生クリームの違い、そして、互いに置き換えが可能かどうかを紹介していきます。

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ミルククリームと生クリームの違いとは?

主に、原材料と風味の違いがあります。

原材料での違い

✔ ミルククリーム:練乳とバター、または牛乳、砂糖、薄力粉、バターを使用
✔ 生クリーム:生乳を使用

ミルククリームは、牛乳の豊かな風味を活かしたクリームで、練乳とバターを混ぜ合わせることで、味わい深く、濃厚な仕上がりになります。また、練乳がない場合は、牛乳に砂糖と薄力粉を加えて作る方法もあります。

一方、生クリームは生乳から作られ、乳脂肪を除いてクリームにします。乳脂肪分が18%以上のものを正式に「クリーム」と称します。

どちらも基本的には生乳から作られるものですが、料理やデザートにおける「役割」に注目すると、違いが明確になります。

風味での違い

✔ ミルククリーム:強い甘みと豊かなコク
✔ 生クリーム:甘さやコクは製品によってさまざま

ミルククリームは、基本的に練乳やたっぷりの砂糖を加えて作るため、明確な甘さが特徴です。練乳を用いるとさらに深いコクが生まれ、牛乳とバターを使った場合も、バターの分量を調整することでコクを加えることができます。

生クリームには元々甘みがないため、ホイップする際に砂糖を加えて甘さを調節します。コクは使用する生クリームの乳脂肪分によって異なり、脂肪分が多いほど、より豊かな風味とコクを楽しめます。料理やスイーツに合わせて、適切な生クリームを選ぶと良いでしょう。

生クリームとミルククリーム、置き換えは可能?

生クリームをミルククリーム代わりに使うことはできますよ。特に、パンに塗ったり、ケーキの生地に挟む場合などに、追加の砂糖で甘みを強化するとミルククリームに近い味わいが楽しめます。

一方で、ミルククリームを生クリームの代用として使うのはあまりお勧めできません。ミルククリームに含まれるバターが、特にケーキのデコレーションなどで使うと強い風味として際立ち、時には味が重く感じられることがあります。このようにバターの風味が前面に出るため、生クリームのさっぱりとした味わいを好む場合は避けた方が無難です。ただ、少し使う分には問題ないこともありますが、多く使うと全体の味が変わってしまうことを念頭に置いてください。

手作りミルククリームのレシピ紹介

こちらでは、自宅で簡単に作れるミルククリームのレシピを2種類ご紹介します。一つは練乳を使用したもの、もう一つは牛乳、砂糖、薄力粉を使ったものです。お好みに合わせて試してみてくださいね。

練乳を使用したミルククリーム

<必要な材料>
✔ バター:100g
✔ 練乳:50g
✔ グラニュー糖:大さじ2

<作り方>
1. バターを室温に戻して柔らかくします(約30分待ちます)。
2. 柔らかくなったバターをミキサーで泡立て、白っぽくなるまで混ぜます。
3. 練乳とグラニュー糖を少しずつ加え、よく混ぜ合わせます。しっかりと混ざったら完成です。

牛乳、砂糖、薄力粉を使ったミルククリーム

<必要な材料>
✔ 薄力粉:45g
✔ 砂糖:60g
✔ 牛乳:250cc
✔ マーガリン:20g
✔ バニラエッセンス:少々

✔<作り方>
1. 耐熱ボウルに薄力粉と砂糖を入れ、泡立て器で均一に混ぜ合わせます。
2. 少しずつ牛乳を加えながら、なめらかになるまでよく混ぜます。
3. ラップをして、600Wの電子レンジで2分加熱します。取り出して混ぜ、さらに1~2分ほど好みの固さになるまで加熱します。
4. マーガリンを加えて混ぜ、粗熱が取れたらバニラエッセンスを加えて完成です。

練乳を常備していない場合でも、後こちらのレシピはとても便利です。

粉類と牛乳を混ぜ合わせる際は、ダマにならないように少しずつ牛乳を加えてください。このレシピでは基本的に適度な甘さに仕上がりますが、お好みに応じて砂糖の量を調整してみても良いでしょう。

ミルククリームと生クリームの基礎知識とその違い

ミルククリームと生クリームについて、それぞれの特長を紹介します。

どちらも根本的には生乳を原材料としていますが、ミルククリームはさらにバターや砂糖を加えることで、より豊かな風味を持つクリームに仕上がります。

一方で、生クリームは原料の生乳をそのまま利用しますが、ミルククリームは特定の料理やデザートに名を連ねる成分として認識されています。この点を押さえておくと、二つのクリームの違いを理解しやすくなります。

自宅で簡単に作れるミルククリームは、手作りスイーツのアクセントとして大活躍。特にスコーンやパンケーキに添えると、ひと味違った楽しみが得られますよ。

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